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for Responsible teachers (Soliloquy)

February 7th, 1996 / April 24th, 2024



ジグソーパズルのひとかけら


不定期に処々を加筆・修正・削除して居ります。
近況は、7、10。

1.
令和6年度能登半島地震に被災された全ての皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 また、ネット上での自己顕示もせず、 真摯に救援、救護、復旧に当たっていらっしゃる全ての皆様に、心より敬意を表します。

2.
何が事実か。何が嘘か。何故それは嘘なのか。何故其処に嘘が生じ存在するのか。虚構か否か。 嘘と見做すものの排除では無く、其処に嘘が存在するという事実。 一つの好都合な要因の陰に隠蔽される幾つもの多角的な要因と触媒。 ヨノナカに数多散らばるカテゴリやバズワードにすり替えられた 一人ひとりの人間の私利私欲のジグソーパズルを丹念に嵌める事で、 其処から見えて来る、幾つかの未来。 重要な事は、其の後に起きる事の俯瞰的な想像力。 自分の思惑や目先の利害しか見えて居ないと、最終的に此れを見誤る。 地球はヒトの自己満足の為に廻っては居ない。 太陽はヒトを中心に廻って(天動説)居ない。 例えばヒトが居なくとも、それでも地球は、その時の環境に適合した夥しい種の生物を載せ、 自然の法則に従って、自転しながら太陽の周りを平然と廻っている。

3.
20年以上の時間を掛けて大きな変革を続けて来た社会で 既に小中学校で自律的&協働的な授業の評価を受けて来た生徒達と、 時の流れを止め「変わらない」夢を見たがって来た高校の教育現場との厚い壁。 私は、変わらない「夢」を時流の中に求める。 例え「おじいさんのランプ」が「電灯」に変わっても、「灯す」夢は変わらない。 近年は現場の雰囲気が変わりつつ有り、 若いこれからの教諭達が試行錯誤しながら頑張っているのを眺めて居ると、とても嬉しかったりする。 安易に流されず、各々の歩幅で一歩ずつ、 頑張れ、かつて私と一緒に取り組んだ私よりは若い先生達! そして、若いこれからの先生達!

4.
2月から全国各地で話題のDXハイスクール、 此れは次の学習指導要領の改訂に向けて情報IIの設置校を増やし強化する事が目的の一つと私は捉えて居り、 実際にそうなれば良いと願う。 上手く機能すれば面白いだろう。 当然カリキュラムの変更など影響も大きいから計画案を短期間で纏めるのが大変な学校も在るだろうが、 だからと言って、5年後、 実際の教育現場が入試を含めキチンと機能せず結果的に情報II自体が「したつもり」化するのは避けて欲しい。 同時に、その言訳に使われない為に、大学側の入学後の対応などもキチンとして欲しい。 教科「情報」で大昔から今も続く安易な「単位未履修問題や商業科の代替科目問題的な、風潮」の悪夢はもう勘弁。 決して否定では無く、学校は責任を持って次の改訂迄に機能する体制を作ってね、と言う話。

因みに、DXハイスクールに詳しい人の話によると、 一度指定校となり当初に10,000,000円の予算を貰うと 其れに対して以降5年間きちんとプラン通りに出来て居るか毎年の報告が必要、 DXハイスクールの学校数を増やす事が目的なので同じ高校に対し複数回の(次年度以降の)予算の割当は無い、 SSHとの重複も不可、来年度の為の予算も今は未定(補正予算)、だそうです。頑張って下さい。

5.
教諭がアレしたコレした本書いた、と得意満面にひけらかすのも啓蒙活動としては別に良いけれど、 アレしたコレした本書いた其の結果、生徒が実際に具体的に何処がどの様に変わったか、変わらなかったか、 それは何故か、次はどうすれば良いか、に私は興味が有る。 でも多くの現状は、大昔からの、学校や教諭の利害と自己満足だけの成果発表会と何も変わって居ない。 そして、昔一時期全商の生徒発表会がミュージカルだらけになった程度に、その意識はもう変わりそうも無い。 最近のビジネス系コンテストは、審査員の何人か現実的な鋭い質問をして来る人が居て個人的には好きだが、 其れを快く思わない教諭も多い。 大昔からの、何も考えさせる事も無く指示通りの作業や正解だけの「 判り易い授業 」、商業的な学びも現実性もアクションも試行錯誤も全く無く「最後は 成功体験達成感 で終わらせる授業」がお好きらしい。 教諭が全ての不都合を安易に全方向に責任転嫁し、生徒や、科目や、 検定 や、授業を「どーせ!」と馬鹿にし、 評価は教諭の欲だけの粉飾満載、嘘っ八で出鱈目な教育現場の実態を35年間実習助手として観て来た実感。 色々な意味で、此れからの外部講師や高大連携は興味深く思う。 否定では無く、それは不味いんでない?どうしたいの?という話。

6.
以前から色々とドローンを使った教育に触れる機会が有ったのだが、 ドローンのプログラミングは興味深い。 此れ迄はディスプレイの中や床の上でやって居た事が同様に3次元で制御出来る。 立体的に図形も描けるし障害物レースやロボコンも出来る。 やろうと思えば自律的にセンサやカメラで対象物を探して画像認識させて 一致したら近づいたり避けたり写真を撮ったりとか。 其れ等の過程の中に様々な試行錯誤の学びを組み込む事が出来る。 大学が小学校、中学校、高校、と、学校に合わせて連携サポートして居る事例が多く、 此れからはこれが一つの形になるのかも知れない。面白そうだ。興味津々。

7.
'96年2月7日にサイトを開いてから、'23年6月24日で 10,000日目。 そして、'24年2月7日、28周年記念日。29年目へ。 これもまた、次へ向けての一つのフェーズなのだろうか? このサイトを開いて以降、 chips-ml, 全商協会, 東海Schoolnet研究会, Project-C, e2-Project, New Education EXPO, D-Project, 大阪私学教育情報化研究会, World Youth Meeting / Asian Student Exchange Program, 高校生熟議 - 高校生 ICT Conference, 全高情研, 他にも様々な繋がりでお会い出来た、 教科や生徒と真剣に向き合い、生徒の「気付き」や「学び」と言う 明確な目的の為の様々な手法という『金棒』を使いこなし、 50分という時間の授業・単元・教科の構成と演出や評価、そして学校という場所に 誇りと責任を持つ教育現場の『鬼』の皆様に対し、感謝。 そして、勿論、私の家族にも。

教育現場で情報系の実習助手一筋に35年間。その前の国語の臨任講師の期間を含めれば(部活動で)もっと、 ICT教育の先発選手の一人、教諭間の触媒として動いて来た心算は有る。 幾つかの関わっているローカルな組織の中で、私なりに、独り隠密に、 横からアッチ突ついて、後からコッチ突ついて、舞台裏でアレして、舞台袖でコレして、 奈落で迫り上げて舞台廻して、など、 サポート、アシスト、フォローなどして動いて居た。極一部にはバレたけど。まぁ、良いけどね。 正直、私が理事から外れた '15年以降の県情研の実態には困惑したが、 肩書だけで何もしない参加すらもしない様な単年度の理事達に対し、 この数年は、孤立している事務局の現状を見かねた何人もの有志 (私もその一人) が 別グループとして事務局と一緒に前向きに動いて居る。明らかに雰囲気が変わった。 私のお陰だと言う心算は全く無いし、実際に違う。皆が頑張ったから。 もう余計な手出しをするのは止めようと思い始めて居るので、 後は若い本人達がキチンと責任を持って組織の健全な活性化の為に頑張って下さい。 今の主力選手メンバーは君達だ。良くも悪くも。

旧い船を今動かすのは旧い水夫では無い。 「情報」の授業で一年間Excel3級の説明を生徒が付いて来て居ようが居まいが無視して 教師機のCRTを睨み付けながら続けて居ても(「付いて来ない生徒が悪い」らしい)、 一年間何の説明もせず教科書をWordに入力でも、文書実務検定の速度が12分でも、 50分の授業をコントロール出来ず(する気も無く) 大部分の時間がネットで遊んで居るだけでほったらかしの「楽しい授業」でも、 「注意はしないが点数は引く」→最初から聴かせる心算が無い、抑々点数を引いて居ない、でも、 提出物が誰かの提出物の名前を変えたコピーだらけでも見て見ぬ振りでも、 考査対策プリントと称する試験問題と答が事前に乱れ飛んでも、 セキュリティが出鱈目でも、 そして「情報の授業なんてどーせ!」と他教科の教諭に言い、他教科の教諭に同情され、狎れ合って進級でも、 其れが自分の教育の正義だと思うのなら、もう好きにすれば宜しい。

年毎に「若い此れからの人達」の割合が増え、何だか面白そうな人達が加わって居て、 それはそれで良い事なので、私は役立たずとしてそっと居なくなるのも、有りだな。

実習助手(常勤)→再任用実習助手(常勤)→臨任実習助手(常勤)。 彼方此方で、ゴソゴソと、肩書が変わる事も無く「触媒」に徹する事だけ考えて、残り時間を愉しみます。

なる様になる。なる様にしかならない。禍を転じて福と為す。後は塞翁が馬。

8.
このサイトの情報系のコンテンツについて、プログラミングとか、共通テストとか、データサイエンスとか、生成AIとか、 DXハイスクール、小中高大連携、遠隔サポート授業、其の他色々、など、 ネタは結構持って居るけれど、日常のモチベーションの方向性が持てなくて此の所ずっと放置状態で、 この際だからリニューアルしようか、全く新しくしようか、それともスッキリと終えようか。 取り敢えず、何度目かの大改造を、誰も気付かない程度に少しずつ作業していこうと思って居ります。


9.
教育現場の教諭の無意識な心理を考える上で私が非常に興味深いのは、 私を「指導力が無い」と採用試験で不合格にしておきながら、実習助手として採用されれば、 最初から授業をする気が更々無い教諭と私とを TT にしたり、 時には知識も授業力も指導力もモラルさえも無い何処かのオッサンに教科「情報」の 臨時免許 を渡したり、で、 TTの教諭達は、授業に来ない、部活動に来ない、何もしない、何も出来ない、 自分達が出来ない不都合や自分達の為のインチキ出鱈目は全て助手の責任に、 「休日も盆正月も休むな」「手当は無い」「逆らえば助手なんざ不適格で直ぐにクビ!」で、 其の成果を横取りし、自分達はゲーム三昧でヌクヌクと模範教諭、管理職へ、 という傲慢でナルシシズムな特権意識の心理が、大昔も昔も現在もなお、経験した全ての勤務校に於いて、 酷く差別的なマウンティングとして態々言い直す程度に組織的に日常の言葉や所作の端々に感じられること。 私は授業をしたくない訳では無い。生徒が単位未履修となるのが可哀相なだけ。 授業も何もせず管理職に諂っている教諭に呆れているだけ。 指導力が無いという私を教諭にしろなんて言わない。 日本の教育の形骸化を食い止める為に、都合の良い働き方改革で騒ぐ前に、先ず似非教諭達が辞めて下さい。 その実態のほんの一部は、別の処に書いて有る。

「本校はGIGA端末を自由に使わせて居ます」という、一言一句全く同じ発言で有っても、 学校として生徒指導が出来て居るか、出来て居る振りをしながら実は全く出来て居ないか、 或いは生徒指導をする気さえも無いか、によって、全く違うよね。 GIGA端末を使う事が目的では無く、 GIGA端末を手段として主体的で深い学びを生徒にさせる事が目的なのにね。 誰もが見て見ぬ振り。崩壊している授業。そんな教育現場なら居たくも無い。

10.
令和6年度は、臨時的任用実習助手となる事が最終的に決定した模様です。 定年前実習助手の5年間、再任用実習助手の5年間、そして臨時的任用実習助手、計11年間同じ勤務校で、 勤務校も仕事の内容も同じなのに、その度に収入が減少し、 書類を一杯書かねばならぬのが、もう何なのだか。 一部で私が自ら希望して勤務校に居るという大誤解が有る様ですが、その様な事は全く無い。 我欲と私情と能天気が私物化している教育現場など興味は無い。 手続き上、事務長から「実習助手は教員免許なんてどうでも良いだろう!」というご指摘を受けたので、 私も日頃からそう思って居るので、そう言うのなら、 新年度は校長直々による授業の押し付け&授業参観は無いに違いないと期待する。知らんけど。

『チームの仲間として』とか『多様性』とか『心に寄り添って』とか、特定のフレーズを濫用する人に限って、 『仲間なのだから(免許が無くとも)代わりに授業しろ、とか、 『こうでなければ人として有り得ない(他は許されない)』とか、 『自分の価値観でしか相手の心を慮れず、無頓着に土足でズカズカ踏み込み自己満足の為に詮索し答を要求したり、とか、 其れが凄まじく的外れであっても相手はこんな(くだらない)事を考えている、と勝手に馬鹿にし、 自分の私情と自己満足だけで組織全体の現状や本意など微塵も考えず、 マウンティングによる承認欲求で組織を振り回し混乱させているだけ』とか、 そんな相手に寄り添っている(?)自分に酔い痴れ』とか、、 そのフレーズ自体とは程遠かったりする。私の長年の経験に因る確信。

日常の全てが最悪だった昨年度を引き摺った儘、ドタバタと始まった新年度。 職員証も返却、徽章も返却、何も無く、それでも、何と(私だけが)複数の課で専任になって居たり、 内の一つの課の部署が意味も無く独立して私単独指定の担当となって居たり、 相変わらずの「強制的に〇〇」や「暗黙の〇〇」「陰湿な嫌がらせ」が山程有ったり、その他色々、何でもアリ。 既にパワハラ事例の域。 昨年6月免許の無い私が授業をしているのを態々観に来て、 指導法について肯定的なコメント迄残して行った際にも強く感じたが、(自称)卑怯な人は何処迄も卑怯。 もう金輪際相手にしない。もう知らん。正直、死にたい。

長年の経験上、日常に殆ど「仲間」は居ない。誰も「実習助手」の立場を正確に理解している人は居ず、 都合良く利用する事だけを考え、卑怯で法令違反で理不尽なパワハラに 「逆らえばクビ!」とほくそ笑んで居る教諭しか、殆ど逢った事が無い。 だから、私は全国の、全世界の、私を教育現場での学びの灯を灯す 一人のICT職人として見て呉れて居る仲間達が大好きだ!


11.
以前、出版関係のサイトを見て回った事が有る為か、 「あなたも出版しませんか」な広告がネットで良く出る様になった。 サービスの内容も多様化し、しかも安価。 利益が出るとは全く思わないが、ネタは膨大に有るし、 この35年間の教育現場のろくでもない実態を含め、考えて見ようか知らん。